金銭感覚が合わない・・彼女の要求に彼がドン引き
今日は、柄にもなく、うら若き学生さんに説教じみたことを言ってしまいました。
学生だし、まだまだ経験も少ないと思うので、全てを理解して欲しいと言ってもなかなか難しいのかもしれませんが、この別れを乗り越えて大人の階段を1つ登って欲しいなと思います。
その相談内容とは・・
誕生日プレゼントを巡って金銭感覚が合わず、彼の逆鱗に触れ、別れを告げられてしまったという女性からのメールでした。
いろんな相性ってありますけど、金銭感覚は合わせやすい場合と、そうでない場合がありますよね。
まず、社会人と学生の組み合わせでは、学生の方はどーしても大人の懐事情が十わかりません。
何気なく放った言葉が、男の自尊心を傷つけてしまっていることもあるんです。
今回もらったメールもそういうことでした。
誕生日プレゼントにおねだりしたモノが予想外に高く彼がドン引き・・
彼自身はケチってるんじゃなくて、自分にしてもらったプレゼントと同等くらいの値段のものを選ぼうと思っていたんですね。
彼女の方はどのあたりまでおねだりしていいのか迷ったそうですが、欲しいものがあったので少々高額だったけど、彼に伝えました。
それが、彼の予算をかなりオーバーしていた金額だったんです。
彼女の期待感、彼の戸惑い、その日のデートは気まずい雰囲気になったのです。
彼女は、そこで
「無理ならはっきりと金額が厳しいと言ってくれれば良かったのに」
「じゃあ予算はいくら?」直接聞いてしまい、これが引き金となり、「金銭感覚が合わない女性とは付き合えない」と別れ話になってしまったんです。
そこで私に相談くださったのですが、金銭感覚だけとは思えない要素も見えました。
「お金やプレゼントへの考 え方が違ったのは仕方ありませんし、今後ある程度合わせていくしかないと思っていました」
「たった一度怒って別れないで、もうちょっと頑張って欲しかったです」
ちょっと待ってください^ ^;
これらの言い分は、全て自分の都合ばかりですよね?
彼からすると、この感覚がズレてるんだと思います。
この思考のままで来られたら、私でも怒っちゃいます。
今後は、仕方なく合わせるのではなく、相手の立場に立ってものを考える習慣を身につけてください。
直接言ってないけど、彼には他にも不満があったと思います。
その前に、あなたは彼のプライドを著しく傷つけています。
そりゃ、彼だってあなたが欲しいと思ってるものをプレゼントしてあげたいに決まってます。
でも、それが自分の事情でできないとなると情けなくなるんですよ。
男は、プライドを傷付けられることがなにより屈辱なんですよね。一度傷つくと、立ち直るのにも時間がかかるものです。
彼にはここが限界だったんです。
あなたはそこに早く気づくべきです。
彼は役職付きでも、どこかの社長さんでもありません。
25歳のサラリーマンのお給料がどれくらいか知っていますか?
デート代は彼に出してもらっていたんじゃないですか?
自分で自由に使えるお金はごく限られているはずです。
彼の職業、生活環境を見て、懐具合もきちんと察してあげられる女性になってください。
「予算はいくら?」って聞く前に素直に「ごめんなさい!」でしょ?
『仕方ないから合わせてあげるわw』 のような感覚なら絶対復縁は無理です。
それでも、彼はここまで大人の対応をしてくれていて、誠実な人柄が伺えます。
頑張って復縁する価値はあります。
ですから、小手先のメールテクニックに走るより、内面を磨いて彼にふさわしい女性になってくださいね。
お金と時間は自分のために費やしてください。
次に連絡していいのは、あなたが女性として内側から成長できた時です。
目安となるのは”第三者の目”、あなたに対する周囲の評価に耳を傾けてください。
「私のことを思い出にしてしまう前に頑張りたいです。」
それは逆です。自分が未熟なのに時間や手間を惜しまないでください。
時間が経ち、お互いが今より少し大人になった頃、彼の前にスっと現れた方が胸が高鳴り、一気に可能性が高まると私は思います。
そのタイミングは、あなたが社会人になって、彼と同じ立場に立った時かも知れません。