IKKOさんに学ぶ大人の女の色気とは?

大人の色気の出し方~その極意とは?
NHKの番組で『助けて極め人』という番組があるのですが
いつも見てるわけではないのですが、今回のタイトルが気になったもので、録画しておきました。
いったい誰が、どんな風にとっておきのお色気テクを披露してくれるんだろう?ってとわくわくしていたのですが
大人の色気極め人として登場したのが、なんと美容家のIKKOさんでした。
え?!この人実際は男でしょ?本当にこの人でいいの?人選に無理ありませんか?と驚いたのですが、『色気の本質』については学びがありました。
IKKOさんによると、色気を纏うには、“環境作りとメリハリ”がとっても大切なんですって。
「どんな風に振る舞えば男が振り向いてくれるのか」「どんなこと言えばちょっといい風に思ってもらえるのかな?」を追及することではないんです。番組が進むにつれ、上っ面だけ磨いたって、色気は出てこないんだなってことが分かって来ました。
色気を感じない女性の特徴
私は美人じゃないし、男の人から声もかけてもらえない、でもまあいっかと、ついついヘラヘラと笑って誤魔化す・・そんな女性を見かけることってありますよね。
そんな姿勢が一番ダメなんですって。
笑いで誤魔化してると、いつか、周りの人からもそういう目線で見られるようになり、こばかにされるようになってしまいます。
コイツなら この程度の扱い方で「まあいっかっ」てね。
これじゃ、自分を磨くどころか、いつか、女であることさえを諦めちゃいます。
そんなの悲しいですよね。自分で自分の評価をワンランク下げてしまっているなんて。
大人の色気を身に着けるには笑いで誤魔化すことを止め、自分のことも好きになってあげなくてはだめなんですね。
美しいと言われる人たちは、力が抜けていて無駄がなく、しかも自分を抑えた中にきちんと色気を表現しています。
でも、それってどうすれば身につくのでしょうか?
笑顔よりも大切なもの ”自分に酔ってみる”それが色気の素になる
IKKOさんが相談者を連れてあるお店に入っていきます。
そこは池田重子さんという日本一の着物のコレクターのお店でした。池田さん自身はは既にお亡くなりになっていますが、IKKOさんが心の師と仰ぐ女性です。
その池田さんに教わったのが「自分が酔わなければ人を酔わせられない」という言葉でした。
“自分に酔う?”と聞いて、まずどう感じます?
それって自己陶酔や自惚れじゃないの?って誰もがプラスの意味で捉えられないかも知れないです。
もちろん、酔い過ぎてはいけない、でも何かに夢中になっている自分に酔うこと、つまり「自分が好き」って胸を張って言えること。
ここを間違えないで、受け止めることがとても大事なんです。
またIKKOさんは『関心と感心』というキーワードの加えていましたが、これは興味、ときめきと言い換えてもいいと思います。
感受性が高い女性は、なにかに振れて感じたことを瞬発的に表現しますが、ただ、嬉しい、かわいいって喜ぶだけじゃなくて、”どうしてそう思ったのか?”自分が心を動かされた部分にフォーカスして確かめる、そうすると別の気づきを発見できるというのですね。
これが、色気の環境作りです。ものすごく奥が深いですね。
女を変える魔法の道具
池田重子さんのお店ででikkoさんは「魔法の道具」を出してきます。魔法の道具とは「着物」なんです。
帯をピシ!っと締めることで身も心も引き締まり、こーしなさい、あーしなさいと言わなくても、笑う時に口にそっと手を添える、ゆっくり歩く、背筋が伸びる、おくゆかしい所作が自然と生まれ、普段とは別の自分がいることに気が付きます。
着物を着ただけで自分が変わる?これは不思議ですね。
自分の中にもそんな一面があるって分かったら、あとは極めていくしかありません。
一流の料理人、書道家、プロと呼ばれる人には確かな技術もさながら、ひとつひとつの所作が美しいですよね。
それは、命をかけて大事にしているものがあり、またプライドも相まって見る人を惹きつけ、美しく見えるのです。
それが大人の色気の正体なんじゃないかなと思いました。
結局、色気とはなにか?それはその人なりの哲学があると思うのですが、私が今日まで抱いていた着飾って、露出を多くして、上目遣いで男を見る、、そんなイメージとはちょっと違うんだなと感じました。
このIKKO流「色気の作り方」自分磨きのワークの中にぜひ取り入れてみてください。