浮気と謝罪と復縁と(女性の場合)
女性の浮気で別れた彼から別れを告げられた時、女性は「悪いところは直すし、迷惑かけたことを謝るからやり直してほしい」っていう人が多いですよね。
その際に私は『彼に対していつまでも申し訳なさそうに萎縮した態度を続けていないで、もっと毅然とした態度でいましょう』って言うことが多いのです。
なぜかというと、彼は謝ってもらうことを望んでないからです。
もう気持ちが切り替わっているし、今更遅いってことですよね。なのでその場合は謝罪やお願いに固執せず、すっきりさせて新しい道を行った方がいいのです。
しかし、別れに至るには経緯や原因には様々あってワンパターンではありません。
しっかり謝罪した方が良いケース、しなければ先に進めない場合もあります。
謝罪しないといけないケースというのはどんな状況で起こるのか?
それは、自らの身勝手さから相手を裏切ったり、心を深く傷つけてしまった時でしょう。
浮気が代表的な例です。
以前は浮気するのは圧倒的に男性の方が多くて、当たり前になっていた時代もありましたが、出会い系のアプリの登場で女性の方もかなり自由になりました。
既婚者も含め、女性も浮気のハードルが低くなってきたみたいなんですね^^;
性格や価値観が合わなくて別れに至ってしまうのは、ある意味自然なことです。
ですが、本命がいるのに浮気したり、相手を欺いた行為をしたのであれば、謝罪なくして許されるものではありません。
心から詫びましょう。
当然ですが謝ったからといってすぐ許されるモノではないです。
男として相当自尊心を傷つけられた彼はまだ怒りがおさまらないかも知れません。
「簡単に許してやるもんか!」って気持ちなんです。
もしも、自分が彼の立場だったらと考えれば、そこは想像できますよね?
男性にとって自尊心を損なわれることって最も辛いのです。
そこで、謝罪するにあたって、彼の怒りを少しでも和らげるために一つ知恵を授けると
浮気は”不本意だった”と言うことです。
「寂しくてたまらなかったから」「お相手があまりに熱心だったからつい気を許してしまった・・」とか
あくまで自分の中で一の番はあなたであって、本気じゃ無かったし、あなたと別れる気は全くなかったという意思を見せましょう。
このやり方は特に既婚女性の方が効果があるかも知れません。
男性は他の男と比較されるのを嫌うので少しは和らぐかも知れません。
間違っても「浮気相手の方が優しかったから」とか言ってはいけません。
こんなの当たり前のことじゃん!って呆れる人も居るかも知れませんが、相談を寄せてくる人の中には、まだしっかりお詫びしてないんだろうなって推測できる人が居ます。
そこで、「浮気したことについては、彼には謝罪はされたのですか?」って聞くと 連絡取れないこともあって、そこまで真剣に謝ってなかったかも・・なんて言葉が返ってきます。
会って話し合いがしたいからとか、そんなことで止めてしまうのではなくて、未読でも、既読スルーでも、そこはしっかりしておくべきだと思いますよ。
“謝罪”と”けじめ”はセットです。
最後に、謝罪とするのと同時に重要なこと それはきっぱり身を引くことです。
“復縁は望んでない。あなたに恨まれても当然だと思う。
でも、自分があなたにしてしまった行動については心から謝罪したい。”
彼には誠心誠意の謝罪をしましょう。
復縁を望むならそこからではないでしょうか。
LINEで軽いトークが日常ですが、心の底から発せられる言葉の重みって十分感じ取れるのではないでしょうか。
今は、安易に戻りたいとか、会いたいとか”自分の希望を相手に押しつけてはいけない”言ってはいけないです。
あなたが焦ってなにかすればするほどフラれた日のことがフラッシュバックし、彼も気持ちがザワつくのでしばらくそっとしてあげる方がいいと思いますよ。
一度失った信用を取り戻すのはなかなか大変なことです。時間をかけましょう。
ですので復縁も急がないことです。
『何年かかっても、彼の前で誠実でいることを態度で示していこう』
その覚悟をもってすれば、いつか彼の心が緩む日が来るかも知れません。